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コスト削減のアイデア6選!コスト30%カットも実現可能?【成功事例あり】

コスト削減のアイデア6選!コスト30%カットも実現可能?【成功事例あり】

コスト削減は、実践する施策によって会社の明暗を分けることがあります。なぜなら、有効な施策の本質は、各会社によって大きく異なるからです。

そして、コスト削減に伴い、「具体的に何をしていけばよいのか」「他企業がどのようなことに取り組んでいるのか」など、気にしなければいけない点も多いことでしょう。

そこでこの記事では、コスト削減のアイデアに加え、

  • コスト削減の際に知っておくべき3つのこと
  • 具体的なコスト削減の施策
  • コスト削減に成功した企業の実例

などについて詳しく解説します。コスト削減のアイデアを具体化し、自社の将来性をより明るい場所へと導いていきましょう。

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コスト削減を行う前に知っておきたい3つのこと

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コスト削減を行う前に知っておきたいことは下記の通りです。

  • コスト削減のゴールを設定する
  • 会社全体を巻き込む方向で考える
  • コスト削減の本質を再認識しておく

以下にて詳しく解説していきます。

 

コスト削減のゴールを設定する

コスト削減のゴールを設定することは非常に重要です。なぜなら、コスト削減をゴールにしてしまっては、本当に得たい結果を見失い、逆に作業量を増やすことにもつながってしまうからです。

目的とは、たとえば「売上を○○%上げる」「顧客の回転率を上げる」などといったところにあります。

効率よくコスト削減を進めるためにも、一番最初に着手しておきましょう。

 

会社全体を巻き込む方向で考える

大なり小なり、コスト削減を実現させるためには、従業員全体を巻き込むことが必須になります。ですが、従業員は自分の給与に反映されなかったりなど、自分にあまり関係のないところには関心を持たないため、効率的なコスト削減を行いづらくなるものです。

ですから、「コスト削減が結果的に従業員に還元される」といったことを会社全体で共有することが重要になります。

 

コスト削減の本質を再認識しておく

ゴール設定に近い部分がありますが、コスト削減の本質を再認識しておくことも大切です。

コスト削減は、社内フローで無駄なもの削ったり、機械化することで工数を減らしたりします。ですが、無駄なものを削ることばかりに焦点を当ててしまうと、結果的に本来の目的を達成できなくなるリスクがあります。

たとえば、電気代を削減するという方針で進めたとき、エアコンや電気のコストを削ってしまっては、従業員の作業効率が悪くなり、かえって会社全体の売上を低下させる可能性があります。

したがって、コスト削減のアイデアを決定する際には、自社の基準となる本質を前提としたうえで行うようにしましょう。

 

実践しやすいコスト削減アイデア

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以下では、明日からでも実践できるコスト削減のアイデアに加え、実際に利用されている具体例を紹介していきます。

これまでにコスト削減をしたことがないということであれば、まずは以下で紹介するアイデアを実践してみてください。

 

コスト削減のアイディア:消耗品のコストを棚卸する

まず紹介するのは、消耗品のコストを抑える方法です。

消耗品のコストを抑える場合は、コストの対象となるものを一つずつ棚卸していく必要があります。

まずは、

  • ふせん
  • ボールペン
  • ティッシュ

など、会社の経費で落ちている消耗品をリストに書き出してみましょう。

これらを低単価で仕入れたり、まとめ買いにしたりすることで大幅なコスト削減につながる場合があります。

 

コスト削減のアイディア:光熱費の削減

光熱費を見直すことで、大幅なコスト削減につながる可能性は高いです。

具体的には、

  • 電気代の削減
  • エアコン制限の見直し
  • 依頼している電力会社の見直し

などが考えられます。

電気代の削減は、「残業時間になったら必要最低限の範囲だけ点灯させる」といった施策があります。ただし前述した通り、コスト削減の本質を見失わない範囲で決定するようにしてください。

 

コスト削減のアイディア:出張と交通費を削減

出張と交通費にかかっているコストを見直すのも有効的です。出張が多い会社であれば大きなコスト削減に期待ができます。

具体的には、

  • 出張の機会を減らす
  • 出張にかかる交通費の見直し
  • 出張先の宿泊先や移動ルートを最適化する

などといった方法が一般的です。

また、出張費や交通費の管理はシステムを導入することで効率化され、結果的にコスト削減につながる場合もあります。

 

大幅なコスト削減になるアイデア

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以下にて、一部で手間や費用がかかるものの、大幅なコスト削減になるアイデアを紹介していきます。

 

大幅なコスト削減のアイディア:ペーパーレス化を進める

ペーパ―レス化を進めることで、会議で使用する資料のコスト削減や、契約の際の用紙削減につながります。

具体的には、

  • 会議で資料を配布せずにPCのみで進める
  • メモを使わず社内チャットを導入する
  • 成約時の契約書サインをタブレットで行う

などといったアイデアが考えられます。

ペーパ―レス化を推進することで、副次的にボールペンや修正ペンといったモノのコスト削減にもつながります。

 

大幅なコスト削減のアイディア:採用コストの見直し

採用コストの見直しは、大幅なコスト削減につながりやすいです。

具体的には、

  • リファラル(社員紹介)採用を導入する
  • 利用している求人媒体を見直す
  • 会社の仕事環境を見直して早期での退職率を下げる

などといったアイデアが考えられます。

ただし、リファラル採用の場合、社員の知り合いを迎えることになるため「ミスマッチ」「業務効率の低下」などのリスクがあります。

ですから、まずは根本的な原因になりやすい「仕事環境・社風・風土の見直し」などから進めるとよいです。

 

大幅なコスト削減のアイディア:パソコン費用を多角的に見直す

多角的にパソコン費用を見直すことで大幅なコスト削減につながる可能性もあります。

PC機器については、下記3つの点で見直しを実行してみてください。

  • 必要なPC機器を判別して取捨選択する
  • PC機器の利用形態(レンタル・購入・リース)を最適化する
  • PC機器の値下げ交渉(PC機器は本体のスペック・契約の際の条件によって適切な価格が異なる)

このように、多角的な視点をもって見直しを行ってみましょう。

 

コスト削減に成功した企業の実例

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以下では、コスト削減に成功した企業の実例を紹介していきます。

より具体的なアイデアを参考にして、効率的にコスト削減を進めていきましょう。

 

【電通】人件費の削減で大幅黒字

電通は、人件費を削減することで大幅な黒字を生み出すことに成功しています。

以下で紹介する電通の取り組みは、出張費・接待費などのコストに多く投資している企業の参考になりやすいです。

【電通の取り組み】

  • 不要な出張
  • 経費の給付条件を明確化して無駄なコストをあぶり出す
  • 連携している外部企業の契約見直し

 

【コスト削減の結果】

コロナ禍にも関わらず、最終損益157億円の黒字化に成功。中でも経費の給付条件を見直すことで見えてきたコストの削減は最終損益に大きな好影響をもたらしています。

 

【セブンイレブン】ペーパーレス化と電気代削減

セブンイレブンは、ペーパ―レス化と電気代削減により、大幅なコスト削減に成功しています。

以下の取り組みは、「セブンイレブンと同じ小売業界」「膨大な顧客管理を行う企業」などは参考になりやすいです。

【セブンイレブンの取り組み】

  • 伝票・帳票のペーパ―レス化
  • 会計システムの刷新
  • 店内照明をLEDに切り替える
  • 空調の温度設定を低めから高めにする

 

【コスト削減の結果】

ペーパ―レス化により、「紙データの保管コスト」「事務処理コスト」の大幅低下に成功。結果的に年間で約15億円のコスト削減を達成しています。さらに、電気代を削減することで、1ヶ月あたりの使用料金を約30%削減しています。

 

【経済産業省】作業効率化でコスト削減

経済産業省では、作業の効率化を図ることで大幅なコスト削減に成功しています。

経済産業省の取り組みは、事務作業が多く、急激な変化が求められがちな企業の参考になりやすいです。

【経済産業省の取り組み】

  • システムの導入
  • 省内の事務作業効率化
  • 省内での手続きコスト見直し

 

【コスト削減取り組みの結果】

これまで紙で行っていた手続きをオンライン対応にすることで、事務作業の工数を削減。さらには事務作業の効率化を図るために、『RPA(Robotic Process Automation)』を一部で導入し、これまでにかかっていた作業量を3分の1にまで減らしています。

 

コスト削減は社内基盤をより強固にする

コスト削減は、無駄なものを減らしたり、効率化させたりすることで支出を大幅に低下させます。

そして、コストは固定費の一部でもありますから、結果的に事業のランニングコストを減らすことにもつながります。ランニングコストを減らすことで年間の損益も上向きますから、社内基盤をより強固なものにすることも可能です。

また、ペーパ―レス化やシステムの導入などは一時的な支出になりますが、これから支払っていくランニングコストとの費用対効果を考えると、良質な投資になる場合が多いです。

したがって、コスト削減を行う際は、現状の打破ではなく、将来的な投資になることを前提として進めるとよいでしょう。

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ライター山田
記事の作成者 山田
専業ライター

キャリアアドバイザー、マーケターなどの仕事経験を経て、現在はライター兼メディアコンサルとして活動中。都会に翻弄されっぱなしのかっぺですが、この実態のない大都会を、いつか見返してやろうと奮闘しています。https://twitter.com/0304_yamaktm

Back Office Magazine編集部
記事の監修者 Back Office Magazine編集部
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