経理・財務

経理の資格12選|経理の転職・即戦力・キャリアアップを実現する!

経理の資格12選|経理の転職・即戦力・キャリアアップを実現する!

経理業務の守備範囲は企業によってさまざまです。給与計算や労務管理にまでおよぶ場合があれば、会計や財務のスペシャリストとして活躍する場面もあります。経理担当の方の可能性を広げてくれるツールになるのが資格です。

経理未経験の人とすでにある程度のキャリアを積んでいる経理経験者では、取得したほうがよい資格はことなります。さらに、外資系やグローバル企業で活躍するための資格もあります。この記事では経理資格をステップ別に紹介します。

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経理の資格取得のメリット

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経理の資格を取得すれば、企業のなかで活躍できる場が広がります。転職やキャリアアップ、さらに経理の枠を超えてスペシャリストになることを実現するための第1歩が資格取得です。

経理の資格があれば転職やキャリアアップに有利!

経理の仕事は他部署の人がイメージする以上に幅広いものです。ただ単に会計ソフトに仕訳を入力して決算書を作ればいいものではありません。スキルを強化しさまざまな業務に対応できるプロになれれば、年収や待遇もアップしていきます。

特に就職や転職の際、試験や面接だけでは個人の実力を把握できません。「資格」という第三者の認定があれば、採用側も安心できて、第1段階をクリアしやすくなります。

経理の資格以外に必要なスキルとは?

大企業であれば、業務量が膨大になるためひとつの業務に特化した働き方になります。一方、中小企業の場合は、経理の枠組みが広がり、給与計算やそれに付随して発生する年末調整や社会保険関連事務などの仕事を任される場合が多いです。

売上データの管理や売掛金の未回収先への督促状、内容証明郵便の発送といった仕事をおこなうときもあります。

一般事務のプロといった側面もあるため、WordやExelを自由自在に使いこなせると業務のスピードアップがはかれます。経理の資格取得はこのような状況がベースにあるので、さまざまな方面を網羅して取り組むほうがよいでしょう。

経理の資格|ステップ別12選

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経理は経験や知識の量や質によって、活躍する場が大きく変わる職種です。経理未経験者で基礎的な資格があるだけでも、簡単にできる業務があります。一方で、グローバル企業でさまざまなスキルを武器に戦える仕事もあるのです。

経理未経験者のための資格4選

一般事務として働いている人がキャリアアップをめざすのに、経理という職種は最適でしょう。経理への転職やはじめての就職にも有利になる資格を紹介します。

経理未経験者のための資格:日商簿記検定3級・2級

日本商工会議所が実施している「日商簿記検定」は、幅広く経理の知識を得られる基本の資格です。企業で経理として働くために、3級で基礎知識が身につきます。2級を取得すれば、企業の財務諸表がわかるようになり経営管理に役立ちます。商業簿記だけでなく、原価計算をふくむ工業簿記も習得可能です。

全国の商工会議所で試験が実施されているほか、新型コロナウイルス感染拡大により、2020年9月にネット試験方式の追加が発表されました。随時改訂される可能性があるため、注意しましょう。

公式サイト:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

経理未経験者のための資格:ビジネス会計検定3級・2級

ビジネス会計検定は大阪商工会議所が主催しています。3級~1級まであり、段階を踏んで学習できます。経理担当者だけでなく、管理職をめざす人にも役立つ資格です。3級では財務諸表に関する知識や分析力を磨けます。2級になると連結財務諸表を読み解けるようになるでしょう。

即戦力の経理をめざすのであれば、日商簿記検定で財務諸表を作成する能力を高め、ビジネス会計検定で深く財務諸表を読み解けるようになり、企業状況を把握する力を養うことをおすすめします。

公式サイト:https://www.b-accounting.jp/

経理未経験者のための資格:経理事務パスポート検定(PASS)

経理事務パスポート(PASS)は、日本CFO協会とパソナが共同開発しました。経済産業省の「経理・財務サービススキルスタンダード」に準拠しています。経理の人材派遣など実践重視の資格です。主婦や無職の人たちもチャレンジしています。学習から資格取得までおこなえるe-ラーニングプログラムを採用しているので、取り組みやすいでしょう。

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画像引用元:経理事務パスポート検定講座|日本CFO協会

公式サイト:https://www.cfo.jp/pass/

経理未経験者のための資格:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

WordやExel、PowerPointなどマイクロソフトのオフィス製品は経理業務とは切り離せません。たとえば、売掛金の回収状況をまとめたり、資金繰表を作成したりする機会は多々あります。業務を効率化し、データの「見える化」をはかるときにも必要です。

試験科目はそれぞれ独立しており、一般レベルと上級レベルにわかれています。パソコンスキルを客観的に証明するのに最適な資格です。

公式サイト:https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

経理経験者がキャリアアップ転職を実現する資格4選

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経理経験者が現在より上のステージをめざしたい場合、経理の知識をより深くする資格と、あるいは一見異なる分野を学べる資格があります。転職や企業内でのキャリアアップに有効でしょう。

経理経験者のための資格:日商簿記1級

日商簿記検定1級は、2級をすでに取得している人がめざす資格です。高度な商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算が習得できます。会計基準や会社法など企業会計に関する法規にもとづいて、経営管理や経営分析をおこなう経理責任者をめざせるレベルです。また、1級を取得すれば、税理士試験の受験資格が得られます。

公式サイト:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class1

経理未経験者のための資格:経理・財務スキル検定(FASS 検定)

日本CFO協会が実施・運営するFASS検定は、経理・財務人材育成事業の一貫としておこなわれています。第一線で活躍できる経理・財務の実務家が有するスキルレベルを客観的に測定します。

試験は資産・決算・税務・資金の4つの分野におよび、簿記検定よりも範囲が広いのが特徴です。税務分野では、税効果計算、消費税申告、法人税申告、連結納税申告、税務調査対応について出題されます。

公式サイト:https://www.cfo.jp/fass/fass_exam/index.html

経理未経験者のための資格:給与計算実務能力検定

経理だけでなく、総務や人事もふくめた仕事に携わりたい人に、給与計算実務能力検定をおすすめします。内閣府認可・職業技能振興会認定の試験です。

1級は労働法令や税務についても理解でき、社会保険や年末調整の業務にも精通できるレベルです。知識は次のステップである社会保険労務士などの資格にもつながっていきます。

公式サイト:https://jitsumu-up.jp/

経理未経験者のための資格:ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定

FP技能検定は、1級~3級まである国家検定です。それぞれに学科試験と実技試験があります。2級に合格するとAFP認定研修を受講できて、修了すれば日本FP協会によってAFP認定者になれます。ファイナンシャル・プランナーは家計に関わる金融、税制、保険、年金制度などの幅広い知識を持つ専門家です。人の一生に関わるお金について学ぶことで、より広い視野で経理の仕事に取り組めるようになります。

公式サイト:https://www.jafp.or.jp/aim/

経理のスペシャリストをめざすための資格4選

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海外にも支店があるグローバル企業や外資系企業などで働ける経理のスペシャリストをめざす人に役立つ資格です。難易度は高いですが、チャレンジする価値はあるでしょう。

経理スペシャリストのための資格:公認会計士

公認会計士は会計のプロフェッショナルです。独立した立場で企業会計の監査をおこない、財務情報の正しさを保証します。ほかに会計・税務・コンサルティングの業務にも携わります。

試験は短答式試験(4科目)と論文試験(5科目)の2段階です。論文試験は科目合格制が導入されて、合格した科目については2年間免除が受けられます。

公式サイト:https://jicpa.or.jp/cpainfo/applicant/examination/

経理スペシャリストのための資格:国際会計検定(BATIC)

グローバル社会で活躍したい人に役立つ資格がBATICです。海外に事業所があったり、海外から資金調達したりする企業は、外資系だけでなく日本国内にも多数あります。

出題はすべて英語で、マークシート方式の選択問題と記述問題、ふたつの構成です。試験科目は、英文簿記と国際会計理論で、合否ではなく1000点満点のスコア制になっています。

公式サイト:https://www.kentei.org/batic/

経理スペシャリストのための資格:米国公認会計士(U.S.CPA)

U.S.CPAは、米国各州が認定する公認会計士資格です。外資系企業やグローバル展開をはかる企業では、国際財務報告基準が導入されています。資格を取得すれば、国内だけでなく海外拠点の企業、コンサルティング会社などでも活躍できるでしょう。

受験要件が州によって異なっていたり、日本での受験ができなかったりするため、どの州を受験するかよく検討しましょう。日本で受験できるのは東京と大阪だけです。試験科目は、財務会計、企業経営環境・経営概念、諸法規、監査及び諸手続きの4科目です。

公式サイト:https://www.aicpa.org/becomeacpa/cpaexam/uscpaexam-jp.html?tab-1=2

経理スペシャリストのための資格:TOEIC

TOEIC Programは、英語コミュニケーション能力を評価する世界共通の基準です。グローバルスタンダードとして世界約160カ国で実施されています。グローバル企業で経理・会計のスペシャリストとして活躍するためには、何よりも英語力が必要です。

公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic.html

経理の資格はキャリアアップのパスポート

経理の資格は、基本的な知識を得るものからグローバル企業で活躍できるものまであります。どこをめざしたいのか? どうすれば夢を実現できるのか? 目的意識をもって資格にチャレンジしてください。取り組むことで、思いもしなかった新しい道筋がみえてくるかもしれません。経理の資格は、キャリアアップのためのパスポートになってくれるでしょう。

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経理/人事/総務ライター・MITSUKI
記事の作成・監修者 経理/人事/総務ライター・MITSUKI
日商簿記2級・公認会計士短答式試験合格

日商簿記2級取得後公認会計士試験にチャレンジ。短答式試験に合格後、経理/人事/総務の実務に就き、繊維系企業でキャリアを積む。大切にしているのは、法律改正など、変化し続ける経理の現場で小さな「おかしなこと」に気づくセンス。本業のかたわら20年以上にわたり小説を書き続け、ライティングテクニックを磨き、経理・人事・総務について現場でしかわからない「気づき」を発信する。

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