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みんなの転職のきっかけは?転職に迷った場合の2つの対策も解説!

みんなの転職のきっかけは?転職に迷った場合の2つの対策も解説!

転職を検討する際は、ある出来事や動機がきっかけとなります。転職のきっかけは人によって多種多様です。そのため、「みんなはどのようなきっかけで転職しているのだろうか」と、気になる人もいるでしょう。

特に、転職するか迷っている場合、自分が本当に転職するべきなのか見極めるために、他人のきっかけを参考にしたい人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、転職のきっかけについて、さまざまな視点から解説します。転職に迷った場合の対策や、転職活動に落とし込む際の注意点も紹介するため、転職するべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

転職者は増加傾向

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転職者の推移

(出典:2020年(令和2年)平均結果の概要|総務省統計局)

ここ数年、転職者は増加傾向にあります。

上記の画像2は、転職者の推移を示したものです。

新型コロナウイルスが流行する前の2019年まで、転職者は右肩上がりであることが分かります。

2020年は2019年より減少しているものの、それでも転職者数自体は多い状況です。

さらに、株式会社マイナビの調査では、2020年の転職者全体のうち3割以上が、新型コロナウイルスの影響で転職に積極的になったと回答しています。

(引用:株式会社マイナビ|転職動向調査2021年版)

転職を検討している人の中には、「自分はこんな理由で転職して良いのだろうか……」と悩んでいる人もいるでしょう。

転職に対する意識が社会的に強まっている中、「転職したい」と思うことを難しく考える必要はありません。気を張り過ぎずに、前向きな気持ちで転職を検討すると良いでしょう。

転職のきっかけを知れば自分の軸が定まる

転職のきっかけを知ることは、自分の軸を定めるために重要です。

転職のきっかけとは、転職を検討するようになった機会や動機のこと。転職するうえでの土台となります。

そのため、「今後自分がどうなりたいか」を考えるうえで、転職のきっかけを固めておくことは重要です。自分の中で転職のきっかけがモヤモヤしたままだと、転職の軸は定まりません。

自分1人の価値観や経験だけでは、転職のきっかけを固めることは難しいです。

他の転職者や転職希望者がどのようなきっかけで転職しているのかを知ることで、軸を定めやすくなります。

ただし、転職のきっかけを知ることが、かならずしも転職の方向に向かうわけではありません。他人の転職のきっかけを知る中で、「やっぱり転職をやめよう」と思うケースもあるでしょう。

その場合でも、自分の軸が定まることで、以前よりも軽やかに今後のキャリアを歩めるはずです。

転職のきっかけを解説

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転職のきっかけは、置かれている状況やその人の特徴などによって異なります。

そのため、さまざまな角度から転職のきっかけを知ることで、自分の状況も客観的に把握できるようになるでしょう。

転職のきっかけは、大きく以下のとおり分類できます。

  • 待遇面への不満
  • 人間関係の悩み
  • 労働環境への不満
  • 会社経営に対する不満
  • キャリアアップ、キャリアチェンジ
  • プライベートの事情

それぞれの具体的な内容を見ていきましょう。

転職のきっかけ:待遇面への不満

待遇面への不満は、転職のきっかけの中でも、特に多い傾向です。

一口に「待遇」といっても、賃金や福利厚生、休日・残業時間の取り扱いなど、きっかけは多岐にわたります。

【例】

  • 給料が少ないため生活が苦しい
  • 休日や祝日にかかわらず仕事があるため家族とゆっくりできない
  • 自分がいくら売上を伸ばしても給料に反映されない
  • 勤務地が家から遠いせいで家庭のことに時間をかけられない
  • 残業時間が多すぎてプライベートを充実させられない

待遇面は、ほとんどが生活に直結する要素であるため、不満を感じやすいでしょう。

また、ワークライフバランスを充実させるうえでも大事なポイントです。

待遇に関しては、予算規模や経営状況も関係するため、企業ごとの差が大きいと言えます。そのため、待遇面で不満を感じて転職を検討する場合は、事前に求人内容などを吟味することが重要です。

転職のきっかけ:人間関係の悩み

人間関係は、年代・性別にかかわらず転職のきっかけとなりやすい問題です。

パワハラやセクハラに対する意識が社会的に強まっている一方で、まだまだ是正されていない現実もあります。さらに、部下から上司への逆パワハラもあり、人間関係の悩みは多岐にわたることが特徴です。

【例】

  • 同僚から嫌がらせを受けている
  • 職場の上司からパワハラを受けている
  • 全体的に体育会系な風潮があり、文化系の自分は周囲と性格が合わない
  • 従業員同士のライバル意識が強く、居心地が悪い
  • 自分の些細な言動に対しても、部下がパワハラだと騒ぎ立てる

なお、人間関係をきっかけに転職を考えている場合、現在の環境でも状況を改善できる可能性があります。たとえば、上司から嫌がらせを受けている場合、人事に相談することで、上司への指導や部署異動を実施してくれる可能性があるでしょう。

まずは今の状況を整理し、慎重に転職を決断することがおすすめです。

※逆パワハラについて詳しく知りたい人は、ぜひこちらの記事をご覧ください

転職のきっかけ:労働環境への不満

労働環境への不満から転職を考えている人は増えています。

近年は、働き方改革や新型コロナウイルスなどの影響により、自由な働き方を求めている人が多い傾向です。

エン・ジャパン株式会社の調査によると、転職希望者の4割がコロナ禍で企業選びの軸が変わったと述べています。そして、企業選びで重視するポイントとして、もっとも高い割合を占めているのが「希望の働き方ができるか」です。

出典:コロナ禍での企業選びの軸の変化」調査|エン・ジャパン株式会社

【例】

  • コロナ禍で会社まで通勤するのは、心身ともに負担が大きい
  • テレワークなどで好きな場所で働くことに憧れがある
  • 今の職場が副業NGなため、収入に限界がある
  • 椅子や机、PCなどの社内設備が古く、機能性も低い
  • 職場内での新型コロナ対策などをまったく行っていない

テレワークや副業OKなどの柔軟な労働環境は、今後も従業員が転職するうえで重要な要素となることが予想できます。

転職のきっかけ:会社経営に対する不満

会社に対する不安や疑問などをきっかけに転職を検討するケースもあります。

特に近年は、新型コロナウイルスの影響もあり経営不振に陥る企業は増えています。

そのため、企業の将来を見据えて、経営が大きく傾く前に安定している企業に転職したいと考える人は増えていると言えるでしょう。

上述したエン・ジャパン株式会社の調査では、企業選びで重視するポイントの第2位に「会社や事業に将来性があるか」がランクインしています。

出典:コロナ禍での企業選びの軸の変化」調査|エン・ジャパン株式会社

【例】

  • 赤字経営が続いている
  • 企業方針と自分の考え方が合わない
  • 企業が買収されたため、これまでの事業内容が大きく変わった
  • 経営者が暴走しており、これ以上付いていけない
  • 評価制度に納得がいかない

会社経営への不満をきっかけに転職を検討している場合、1人の従業員が不満に思っているからといって経営者が方針を変更するケースは考えづらいです。

そのため、今の環境のままで状況を改善することは難しいと言えるでしょう。会社への不満がきっかけとなった場合、転職に踏み切る人が多い傾向です。

転職のきっかけ:キャリアアップ、キャリアチェンジ

キャリアに関する悩みとしては、キャリアアップ・キャリアチェンジなどがあり、前向きな気持ちをともなうことが多いです。

以下の例が挙げられます。

【例】

  • 新しくチャレンジしたい分野を見つけた
  • キャリアアップのために今よりも高度なスキルを身に付けたい
  • 将来的な独立を目指している
  • 取引先の社長からヘッドハンティングされた
  • 今の仕事にやりがいを感じない

キャリアアップやキャリアチェンジが転職のきっかけである場合、面接などで採用担当者に評価してもらいやすい傾向にあります。ただし、なぜキャリアアップしたいのかなど、理由を深掘りすることが重要です。

また、転職にあたっては、現在勤めている企業から引き止められるケースがあります。キャリアアップ・キャリアチェンジを理由に転職する場合、本人の前向きな気持ちを尊重するため、企業側からすると引き止めにくいでしょう。

自分が転職で実現したいことなどをしっかりと説明すれば、次のステージに進むために背中を押してくれる場合もあります。

転職のきっかけ:プライベートの事情

プライベートの事情が転職のきっかけとなるケースは、特に女性に多い傾向にあります。

出産や結婚などのライフイベントにより、男性よりも女性の方が仕事への影響を受けやすいためです。

【例】

  • 結婚により他県への引っ越しが必要となった
  • 子どもが生まれるため、今の収入では家庭を支えられない
  • 出産にあたり、子育て支援の制度が乏しい今の企業では生活が苦しい
  • 親の介護が必要となり、今の職場で働き続けることが難しくなった
  • 拘束時間が長い今の職場では、保育園への送迎ができない

プライベートの事情から転職を検討する場合、他の条件も含めて転職先を検討するケースが多いと言えます。

たとえば、結婚をきっかけとして転職する場合、家族と一緒の時間を過ごすためには、休日や残業時間の取り扱いを重視する必要があるでしょう。

また、職場に働き方を相談することで、悩みを解決できる可能性もあります。上司や人事担当者に1度相談してみることがおすすめです。

転職のきっかけを年代・性別ごとに解説

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転職のきっかけは、年代・性別などによっても傾向が異なります。

転職のイメージをより具体的に持つためには、年代・性別ごとに転職のきっかけを知ることも重要です。

ここでは、年代・性別のそれぞれについて、転職のきっかけにどのような傾向があるかを紹介します。

※以下の調査をもとに年代・性別ごとの傾向を分類しています

【年代別】転職のきっかけ

はじめに、年代別に転職のきっかけの傾向を見ていきましょう。

各年代で転職のきっかけとなりやすい内容をピックアップし、具体的な傾向を解説します。

20代に多い転職のきっかけ

  • 給与が低かった
  • 労働環境に不満があった
  • 仕事に対してやりがいを感じられなかった
  • 仕事で成長を感じられなかった
  • 仕事が合わなかった

20代の場合、社会人経験が浅いことから、ミスマッチで転職するケースが多いです。

給与や労働環境、人間関係など転職のきっかけが多岐にわたっています。

また、第二新卒という言葉があるように、20代はまだまだキャリアチェンジが可能な年代です。そのため、他の年代と比較すると、今の仕事が合わないことで転職を検討する人も多くいます。

30代に多い転職のきっかけ

  • 企業の将来性や安定性に不安があった
  • 仕事に対してやりがいを感じられなかった
  • 給与が低かった
  • 職場の人間関係が悪かった

全体的な傾向は20代と大きく変わりませんが、30代の場合「企業の将来性や安定性に対する不安」がきっかけとなる割合が高くなっています。

30代はある程度の社会人経験を積んでいる一方で、まだまだキャリア構築が可能な年代です。そのため、長期的な就業を視野に転職を検討する人は多いと言えます。

また、30代は出産や結婚、育児などのライフイベントが多い年代でもあります。

給与や企業の安定性を求めていることから、ワークライフバランスを充実させたい人も多いと予想できるでしょう。

40代に多い転職のきっかけ

  • 職場の人間関係が悪かった
  • 給与が低かった
  • 倒産やリストラなどの経営状況に関わる理由があった
  • 人事評価などの評価内容に不満があった
  • 社内の雰囲気が合わなかった

40代になると倒産やリストラなどの、経営状況に由来するきっかけが多くなります。

さらに、職場の人間関係をきっかけに転職する割合が特に高い年代が40代です。40代になると、部下のマネジメントを任せられることも多くなります。一方で、上層部との距離も近くなることで、責任の度合いも重くなるでしょう。上司と部下からの板挟みになる場面が増え、人間関係で悩むことが多くなると予想できます。

50代に多い転職のきっかけ

  • 職場の人間関係が悪かった
  • 仕事内容に不満があった
  • 倒産やリストラなどの経営状況に関わる理由があった

ここまでで、20~50代のすべての年代において、職場の人間関係が転職のきっかけとなるケースが大きいことが分かります。どの年代においても、人間関係は共通の悩みです。

また、50代では仕事内容に不満を感じる人が多い傾向にあります。

人生100年時代とも言われており、60歳を超えても、まだまだ働くことが当たり前な時代です。2021年4月には改正高年齢者雇用法が施行され、社会的に高年齢者のセカンドキャリアを支援する動きが強まっています。

そのため、50代で転職する人の中には、セカンドキャリアを見据えて転職する人が多いと言えるでしょう。

【男女別】転職のきっかけ

転職のきっかけは、男女においても傾向が異なります。

それぞれ、以下のとおりです。

男性に多い転職のきっかけ

  • 企業の将来性や安定性に不安があった
  • 給与が低かった
  • 人間関係が悪かった
  • 仕事内容に不満があった
  • 仕事に対してやりがいを感じられなかった

男性の場合、企業の将来性や安定性に対する不安、給与への不満がきっかけで転職するケースが多い傾向にあります。安定した雇用を求めていることが背景にあると言えるでしょう。

また、男性は、キャリアアップの思考も強い傾向です。

そのため、仕事内容ややりがいへの不満をきっかけに転職するケースも多くあります。

女性に多い転職のきっかけ

  • 結婚や出産などで環境が変化した
  • 職場の人間関係が悪かった
  • 休日や残業時間などの待遇に不満があった
  • 給与が低かった
  • 仕事に対してやりがいを感じられなかった

女性の場合、結婚や出産などをきっかけに転職するケースが、男性よりもはるかに多いです。

また、今の仕事にやりがいを感じられないために転職する人も多くいます。

近年は、女性の社会進出が進んできており、以前よりも女性が活躍しやすい環境になってきていることが影響しているでしょう。

さらに、人間関係の悩みをきっかけに転職する人は、いずれの年代でも高い割合となっています。

転職を迷った場合の2つの対策

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さまざまな転職のきっかけを知ったうえで、転職するかどうか迷っている人も多いでしょう。転職を決断するためには、自分が抱いている転職のきっかけを深掘りする、2つの対策があります。

ここでは、転職するかどうか迷った場合の対策を具体的に紹介します。

悩みをリストアップし、現在の環境で解決できないかを明らかにする

ひとつめのポイントは、悩みをリストアップし、本当に転職しなければ解決できないのかを明らかにすることです。

ノートとペンを用意して、現在抱えている悩みをリストアップしてみましょう。

悩みによっては、今の環境で改善策を見つけた方が解決しやすい場合があります。

たとえば、転職を考え始めたきっかけが「今の業務が退屈」だとします。

この場合、部署異動などで希望する業務を担当することができれば、悩みが解決する場合があるでしょう。

上述したように、転職のきっかけを知る目的は、自分の軸を定めることです。

無理に転職する方向に進む必要はないため、悩みを深掘りしたうえで、現在の環境で本当に解決できないかを明らかにしましょう。

自己分析をしてみる

転職するかどうかで迷った場合、自己分析をしてみることもおすすめです。

自己分析をすることで、「仕事における理想の自分」が明らかになります。

今の職場に悩んでいるということは、自分の中にある理想と現実のギャップがあるためです。「こうしたい」「こうでありたい」とポジティブな気持ちがなければ、そもそも悩みが生じることはないでしょう。つまり、転職のきっかけを突き詰めるほど、自分の根本にあるのは前向きな気持ちだと気付きます。

【例】

  • 今の職場がつまらない→なぜつまらないのか→もっと挑戦的なことをしたいから

自己分析によって自分の理想が明らかになることで、転職するべきかどうか、方向性が見えてくるでしょう。

また、自己分析は、企業選びの軸を定めるうえでも重要です。転職するべきどうかを判断するだけでなく、応募する企業を選ぶ際にも役立ちます。

転職のきっかけを転職活動に落とし込む際の注意点

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転職を決意した場合、転職のきっかけを転職活動に落とし込む作業が必要となります。

履歴書・職務経歴書や面接に落とし込むことで、自分なりの軸を持って転職活動を進められるようになるでしょう。

ただし、転職のきっかけを転職活動に活かすためには、いくつかの注意点があります。

ここでは、3つの注意点を解説します。

※転職にあたって履歴書・職務経歴書の詳しい書き方を知りたい人は、こちらを参考にしてください。

勢いで転職活動を始めない

転職のきっかけを整理できたからと言って、そのままの勢いで転職活動を開始することはNGです。

きっかけはあくまで「きっかけ」であるため、転職に求めるものや企業選びの理由とは異なります。きっかけを受け止めて、転職活動で何を実現させたいかが重要です。

たとえば、「会社の経営が傾いている」が転職のきっかけだとしても、「転職先で何をしたいか」などの具体性はともないません。

自分にとっての理想の姿や転職で実現したいことをしっかり整理したうえで、転職活動を進めてください。

転職のタイミングを考える

転職を成功させるためには、タイミングを考えることも大切です。

現在は新型コロナウイルスの影響もあり、転職市場が特殊な状況ですが、一般的には転職に適している時期は、年度が切り替わる4月入社を目的とした1~2月。もしくは下半期に合わせた採用が多い、8~10月だと言われています。

この時期は、求人数も充実していることが多く、転職先の選択肢が増えるでしょう。

ただし、他の時期でも、緊急の人員補充などにより、思わぬ優良企業が募集をかけているケースがあります。

常に求人情報を集めつつ、自分で「今だ!」と思ったタイミングで転職活動を始めると良いでしょう。

一貫性を持つ

転職を進めるにあたっては、一貫性を持つことが重要です。

履歴書や職務経歴書、面接での内容に一貫性がないと、自分を偽っていることが見透かされてしまいます。

たとえば、転職のきっかけがキャリアアップであれば、具体的にどのようなキャリアを積むために志望したかなど、一つひとつを関連付けることが重要です。

転職のきっかけを土台として、書類の記載内容や面接での発言内容を考えることで、自然と内容に一貫性がともないます。

結果として、転職が成功する可能性は高まるでしょう。

マイナスな内容はプラスな内容に置き換える

転職活動にあたっては、前向きな発言をするようにしましょう。

転職のきっかけをネガティブな内容でそのまま伝えると、採用担当者に悪い影響を持たれてしまう可能性が高くなります。

たとえば、ネガティブな内容は、以下のように転換すると良いでしょう。

  • 今の仕事にやりがいを感じない→挑戦的な仕事をしたい
  • 人間関係に不満→仲間同士で協力しながら仕事を進めたい

ネガティブな転職の理由を聞いて、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性は限りなく低いです。

上述したように、ネガティブな気持ちの裏には、かならずポジティブな気持ちがあります。

ポジティブな気持ちが表面化するまで、転職のきっかけを何度も深掘りしましょう。

自分の軸を持って転職活動に臨もう

転職のきっかけは、その人の性格や置かれている状況などによって異なります。

そのため、他人の転職のきっかけは参考にしつつ、自分自身で転職を決断してください。

なお、転職を行う場合は、本記事で紹介した転職のきっかけを転職活動に落とし込む方法を参考にしてください。4つのポイントを紹介しているため、1つずつ内容や目的を理解したうえで実施しましょう。

転職には、「無事に転職先が決まるか」、「次の職場でうまくいくか」などの不安が付き物です。しかし、明確な軸を持つことで、転職は必ず成功します。

ぜひ、本記事で紹介した転職のきっかけを参考に、自分なりの軸を定めてください。

※転職活動にあたって応募先を検討する際や、面接に臨む際は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

Back Office Magazine
紺野 天地
記事の作成者 紺野 天地
フリーランス/高等学校教諭一種免許状(保健体育)

フリーランスのライター。国立大教育学部卒。地方公務員として4年間人事労務を担当し、民間企業(発達障がい児支援)に転職。1年間の勤務後、文章を通して人の行動や価値観を広げるきっかけを作りたいと考え、フリーライターへの転身を一念発起。現在はオウンドメディアの記事作成をメインに、形態を問わず執筆活動をしている。得意ジャンルは、経歴を活かした人事労務、教育、転職、働き方、スポーツなど。https://twitter.com/amatsuchi10

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