人事・労務

【管理部門向け】転職する際は内定を保留にできる?メールの返事も例文で解説

【管理部門向け】転職する際は内定を保留にできる?メールの返事も例文で解説

「転職で内定は保留してもいい?」

「管理部門が内定保留を申し出る際のポイントが知りたい」

このように現在、管理部門の転職を考えていて、内定保留してもいいのかお困りではありませんか?

総務省の2019年の調査によると、転職者数351万人のうち、およそ3分の1にあたる127万人の転職理由が「より良い条件の仕事を探すため」というものでした。

転職時の条件面などが気になる人が多数いることがうかがえます。

企業から採用通知を受けてどうしても返事に時間がかかるという場合は、内定保留を申し出ましょう。しかし、内定を保留できるのは基本的に1週間までで、それ以上保留しようとなるとリスクが伴います。

本記事では、管理部門の転職を考えている人に向けて内定保留のポイントや注意点まで解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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転職で内定保留してもいい?1週間なら基本的に保留してもらえる

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結論から言えば、内定保留は可能です。

通常、会社は採用通知を出す際に、「いつまでに回答してください」といった回答期限も同時に指定します。回答期限は企業によっても異なりますが、数日〜1週間で指定されることがほとんどです。

企業から採用通知と回答期限を指定されたら、まずは「検討しますので、回答まで今しばらくお待ちください。期限までにお返事致します」など伝えておきましょう。

基本的に企業は「しっかり検討してもらいたい」と思っているので、保留についてマイナスな印象を抱くことは少ないでしょう。ただし、他の候補者を待っている可能性がありますし、事業計画もありますので「回答は早めにほしい」とも考えています。

そのため企業への返答はできる限り早いうちに行うことが大切です。

 

2週間〜1か月も内定保留できる?中途採用は入社までの期間が短い

内定の回答期限は1週間以内とされるのが一般的ですが、2週間〜1か月ほど保留できないか考えている人は多いかと思います。

回答期限を超えての内定保留は基本的に難しいです。企業によっても異なりますが、2週間待ってくれる可能性はあるものの、1か月以上内定保留を認める企業は多くないでしょう。

どうしても内定を2週間以上保留してほしい場合は、その理由と具体的な回答日時を正直に企業へ伝えることが大切です。

たとえば相手企業に対する不安な部分があるならその点を伝えたり、家族に相談していることを伝えたりする必要があります。

理解のある企業であれば回答期限を1週間以上延長してもらえるでしょう。

また、転職に有利な資格を有している人は企業にとって魅力的な人材となり、回答期間に猶予を持ってもらえる可能性が高くなります。

 

第1希望の企業を保留にしたい場合は慎重に

基本的に第1希望であれば即決する人が多いかと思いますが、中には家族に相談するなどで即決できない人もいるはずです。

第1希望の企業を保留にしたい人は慎重になりましょう。内定保留したい旨を伝えると、採用を取り消される可能性はゼロではありません。企業目線で特に欲しい人材でなければ、他の候補者を選ぶという選択肢もあります。

そのため第1希望の企業はできる限り内定保留を避けることが大切です。

あらかじめ家族に相談をしておくなど、内定保留する可能性のある要素は採用試験を受ける前から潰しておきましょう。

 

内定保留したい時の伝え方は?

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内定保留したい時、企業の伝える際は保留したい具体的な理由について明確にすることが重要です。

内定保留をする主な理由には以下の3つがあります。

  • 他社と迷っている
  • 相手企業に対する不安点がある
  • 現職に留まるか迷っている

それぞれの理由別に伝える時のポイントや注意点について見ていきましょう。

 

内定保留の伝え方のポイント:他社と迷っていることを素直に伝える

他社と迷っていることは素直に伝えましょう。

転職活動は複数社を受けるのが一般的ですし、ほとんどの企業が「転職は各社を比較検討した上で行うもの」と考えています。他社と迷っているからといって落とされるケースは少ないでしょう。

ただし、明らかに滑り止めをほのめかす言い方は避ける必要があります。「第1希望の結果を待ってからお答えしたいです」などと言うと、マイナスな印象を与えかねません。

検討している会社の名前を出す必要はありませんが、「複数の企業から採用をいただいていて迷っています」などと伝え、真剣に検討していることを伝えることが大切です。

 

内定保留の伝え方のポイント:相手企業に対する不安点や迷っている理由を伝える

採用をもらった企業に対して不安な点があれば、それについてできる限り早く言及しましょう。

入社後の具体的な業務内容やキャリアプラン、給与、福利厚生など何か不明な点がある場合は保留を申し出ると同時に聞いておくことが大切です。

中には「入社後のことや会社の待遇についてガツガツ聞くと嫌われるのではないか?」と不安な人も多いでしょう。しかし、不安を残しながら入社すれば後々トラブルになる可能性がありますし、不安点を聞かれて不機嫌になるような企業に入社する方が少し危険です。

わからない部分を聞かれたら、快く回答してくれる企業がほとんどなので迷わず聞いて不安点を解消しましょう。

ただし、回答期限ギリギリになって聞くと「それならそうと早く言ってくれ」とマイナスな印象を与えてしまいます。企業の不安点があって迷っている人は、できる限り早いうちに聞くことが大切です。

 

現職に留まるか迷っていることは伝えない

現職に留まるか迷って内定保留をしたい場合、そのことは直接伝えないようにしましょう。

転職するつもりで転職活動をしていたにも関わらず、結局現職に留まるか迷っていることを伝えると、企業から「転職に信念がない」とマイナスに判断されかねません。

現職に留まるか迷っている人の多くが、勤務中の会社から強く引きとめられていたり、昇格や昇進を打診されたりしているかと思います。

もし現職の待遇が良くなることで転職を迷っている場合は、採用企業の待遇や転職後の未来についてしっかりと考えてみましょう。自分にとってどっちがより良い選択なのかをきちんと考えた上で答えを出すことが大切です。

内定を保留にしたい場合は真剣に検討している旨を伝えた上で、いつまでに回答するか伝えましょう。

 

内定保留を伝える時の注意点は?採用後の返事に配慮

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内定保留を伝える時の注意点として以下の3つがあります。

  • 面接時と矛盾することは言わない
  • 早急に返事をして相手企業を不安にさせない
  • 内定保留の相談で採用取り消しになるリスクがある

ここからは、それぞれの注意点の詳細をみていきましょう。

 

面接時と矛盾することは言わない

内定保留を伝える時に、面接時と矛盾するような発言をすると「一貫性がない」とマイナスに判断される可能性が高いです。

「面接では〇〇と言っていたけれど、建前だったのでは?」と疑われてしまいます。

 

たとえば、面接では「第1希望です」などと伝えていたにも関わらず、内定保留の交渉時に「他社と悩んでいます」と言えば矛盾が生じます。

そのほかにも「仮に採用が決まればすぐに入社できます」と面接で言っていたのに対し、「家族に相談しています」と言って内定保留するのも危険です。

このように内定の保留を交渉する際は、面接時と矛盾しないように気をつけましょう。また自分の発言に一貫性を持たせるためにも、面接でも交渉時でも常に「正直な気持ちを伝える」ことを意識することが大切です。

 

早急に返事をして相手企業を不安にさせない

内定保留を交渉する場合はできる限り早く返事をして、相手企業に不安を与えないことが大切です。

採用通知を送ったにも関わらず、1週間経って返事がなければ、企業としては「きちんと通知届いているかな?」と心配になります。さらに、返信が来たと思えば、その内容が内定保留の交渉だった時、「仕事ができない人では?」と思われかねません。

採用通知が来たらできる限りその日に返事をし、入社を決めるまでは相手企業とこまめにコミュニケーションを取っておきましょう。

なぜ内定を保留したいのか、今どういう状況なのかを積極的に伝えることで、企業は安心して採用の返事を待つことができます。

 

内定保留の相談で採用取り消しになるリスクがある

企業によっては内定保留を受けてくれるとはいえ、少なくとも採用を取り消される可能性がある点に十分注意しなければいけません。

企業にとって内定が決まらないのはマイナスです。特に内定保留が長期になる場合、「すぐにうちを選んでくれる、次点の応募者を採用したい」と考える企業がほとんどでしょう。

仮に内定保留の交渉をして断られてしまったら、入社を決めるか辞退するか決めなければいけません。採用通知書の労働条件をしっかりと確認したり、自分の希望条件とどの程度マッチしているのかを考えたりして、後悔のない選択をしましょう。

 

管理部門の転職で内定保留を申し出る際のメール例文

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ここからは管理部門で転職する人が、内定保留を交渉する際の例文を紹介していきますので、ぜひ交渉する際の参考に使ってください。

 

内定保留のメール例文:他社と比較して内定先を決めたい場合

〇〇株式会社
〇〇様

この度は採用のご連絡をいただき、大変ありがとうございました。

内定のお返事につきまして、大変恐縮ではありますが回答まで猶予をいただくことは可能でしょうか?

ぜひ御社で働きたいと考えてはいるのですが、先日の面談の際にもお伝えさせていただいたように、現在他社の面接を控えている状態です。

そちらの会社の条件などもしっかりと伺った上で、慎重に判断したいと考えております。

具体的に申しますと、〇月〇日に面接がありますので、△月△日までには回答させていただくことが可能です。

こちら側の都合でご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

氏名
メールアドレス
電話番号

 

内定保留のメール例文:内定先に対して不安点がある場合

〇〇株式会社
〇〇様

この度は採用のご連絡をいただき、大変ありがとうございました。

内定のお返事につきまして、大変恐縮ではありますが回答まで猶予をいただくことは可能でしょうか?

御社で働きたいという気持ちは強いのですが、実は入社するにあたって気にかかっていることが一点ございます。

面接の際、「入社後は〇〇の業務を担当する」とのことでしたが、具体的にどのような業務内容となりますか?

私としては、これまで培ったバックオフィス業務の経験を活かして御社に貢献するととともに、スキルアップのために△△の業務にも挑戦したいと考えております。

また、仮に△△の業務を行うのであれば、フレックスタイム制で就労させていただくことは可能でしょうか?

その辺りのお考えをお聞きしたいと思っておりまして、その情報を加味した上で改めて検討し、回答させていただきたいと考えております。

つきましては、内定のお返事は〇月〇日までお待ちいただきたいです。

こちら側の都合でご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

氏名
メールアドレス
電話番号

 

内定保留のメール例文:家族に相談している場合

〇〇株式会社
〇〇様

この度は採用のご連絡をいただき、大変ありがとうございました。

内定のお返事につきまして、大変恐縮ではありますが回答まで猶予をいただくことは可能でしょうか?

転職することに関して家族が詳細を確認したいと申しており、現段階で回答することが困難な状況です。しっかりと家族に詳細を話し、相談した上で判断したいと思っております。

具体的に申しますと、〇月〇日に時間をとって話し合いを行いますので、△月△日までには回答させていただくことが可能です。

こちら側の都合でご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

氏名
メールアドレス
電話番号

 

管理部門の転職で内定保留を電話で申し出る際の正しい言い方

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電話で内定保留について申し出る際は、採用通知が電話で来た時に行いましょう。思いもよらぬタイミングで電話がかかってくる可能性もありますので、あらかじめどのようにして伝えるかを想定しておくことが大切です。

電話で申し出る際の正しい言い方には次のものがあります。ぜひ参考にしてください。

「こちら側の都合で大変恐縮なのですが、内定の回答を〇月〇日までお待ちいただけないでしょうか?」

「現在、他の企業の面接を控えている状態ですので、そちらの企業のお話などを伺った上で慎重に決めたいと考えています」

「一点お伺いしたいことがあるのですが、入社後の具体的な業務内容についてお聞きしてもよろしいでしょうか?」

 

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カイ
記事の作成・監修者 カイ
フリーランス

フリーランスのライター、編集者。Webマーケティングの会社のSNSマーケティング部門に1年勤務後に独立。現在はコンテンツマーケティングにおけるSEO対策に精通しており、各メディアに寄稿した記事をGoogle検索で上位表示にさせた実績あり。わかりやすく誰が読んでも解釈が同じ記事の作成を心がけています。

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